ワンマン社長とか、ムチャクチャ言ってくる上司にガマンの毎日。
ネチネチタイプから暴君タイプまで色々ありますが、そんな中で今回は強制労働について書きたいと思います。
私自身、過去実際に家族が経験したために、いろいろなことに巻き込まれ生活はどんどん悪い方向へ進み、とても辛い日々が2年ほど続きました。
強制労働とは
使用者が暴行、脅迫、監禁を行うこと。
精神又は身体の自由を不当に拘束し、労働者の意思に反して労働を強制すること。
使用者とは
- 事業主
- 事業の経営担当者
- 事業主のために行為をするすべての者
暴行
殴る、蹴るなど
※必ずしも、ケガをさせたり身体に痛みを与えるものとは限りません。
そんな会社はないと信じたいところですが。
人としてダメでしょ。
まさか今時体育会系とかって?
脅迫、監禁
脅迫・・・労働者に恐怖心を抱かせること。暗示・ほのめかしでも該当する。
監禁・・・一定の場所から脱出できない状態で身体の自由を拘束すること。
え?会社ですよね?
いや、ふつうの神経の持ち主なら、会社ですることではないかと。
暴行と同じく、人としてやったらダメでしょ。
会社って働くところであって、脅迫・監禁される場所ではないよね。
知ってたら応募しないし。
まぁ確かに、『うち脅迫・監禁するよ』って最初に教える会社もないとだろうけど。
違反は最も重い罰則
労働基準法第5条 強制労働の禁止より
使用者は、暴行、脅迫、監禁その他精神又は身体の自由を不当に拘束する手段によって、労働者の意思に反して労働を強制してはならない。
強制労働をさせた場合は、労働基準法で最も重い罰則になります。
罰則の内容
1年以上10年以下の懲役又は20万円以上300万円以下の罰金
最も重い罰則って、そりゃそうでしょ。
でも自分の身近で強制労働があった身としては、この程度の罰則では納得いかない。
それどころか、相手はちゃんと逃げ道を用意していたから罰則を受けていない。
まとめ
このような強制労働は違反となります。
おとなしく従っているだけでは状況はいつまでも変わりません。
信頼できる人に相談したり、労働基準監督署などに相談しましょう。
私たち家族が強制労働から解放されたのも、労働基準監督署が入ってからでした。
ただ、ちょっと異例で、労働基準監督署に駆け込んだのは被害者ではなく、強制労働をさせていた加害者でした。
でもそれにより、加害者自身が作った逃げ道があだとなり自爆してくれたおかげで、私たち被害者は辛く苦しい毎日からやっと解放され、普通の生活を取り戻すことができました。
日本にはたくさんの企業があり、働きやすい会社はたくさんあります。
明らかに人権を無視するような会社に辛い思いをしながら勤め続けている方は、手遅れになる前に1日も早く身を守る行動を起こしてほしいです。
不当な拘束のない毎日は、本当に幸せです。