ずっと非正規社員で働いていた私が40代で正社員になって、生活がどのように変化したのか、正社員になってのメリットとデメリットを書きたいと思います。
正社員ってどうなの?
必ずしも正社員になることが正しいとは思わない。
今の時代できることなら自営業、フリーランスの方がいいかもとも思う。
その方が節税もできるので、サラリーマンのように税金の強制搾取されないし。
それに無限に稼げる。
その代わり稼げないときはとことん稼げないけど、、、。
そもそも配偶者の扶養内で生活する人にとっては、短時間のパートとか短期間の派遣社員など、生活に合わせた働き方ができる非正規社員の方がいいかもですね。
でも単身者で、自分の力で起業する意思がない人は企業に雇用されるしかないのですが、それならやはり非正規社員よりは正社員に身を置いた方がよいでしょう。
正社員のメリット
収入が増える
一番のメリットといえるのではないでしょうか。
私の場合は正社員になる前の1年間(派遣社員)の収入と比較して、100万円ほどUPしました。
同じ会社で、ほぼ同じ仕事をして、派遣社員か正社員かの違いだけで100万円も変わりました。
年収100万円UPは大きいです。
非正規社員の給料はだいたい時給で計算されると思いますが、勤め先がカレンダー通りの会社の場合はGW、お盆、正月など長期休暇があったり、祭日の多い月も時給だと給料がかなり少なくなってしまいます。
企業によるのかもしれませんが、一般的に考えれば非正規社員よりやはり正社員の方が平均年収は多くなると思います。
月給が同じくらいでもボーナスがあると無いとでは、年収もそうですが、生涯賃金に大きな差が出ます。
貯金が増える
自分でも驚くスピードで増えました。
あくまでも、生活水準をできるだけ変えないというのが大前提ですけどね。
本当なら生活水準を変えない、としたいところですが、それまでがみすぼらしかった?(;^ω^)のでさすがに多少は上げました。
今はそれほど節約はしていませんが浪費には気を付けるようにしているので、順調に貯金が増えています。
ちなみに、非正規社員時代の貯金、、、と言うか、もうただの通帳残高ですね。
いつもだいたい20~30万円くらいで、月給の約1ヵ月分があるくらいでした。
正社員になってから貯金(通帳残高)はあっという間に100万円を超え、イデコや積み立てNISA等で資産運用も始めたので、増え方も貯金だけの時よりはいくらか加速しています。
根拠はないが安心できる
根拠はまったく無いのですが、正社員になったからって一生安泰が約束されたわけでもないのですが、やはり非正規社員で働いているときよりは安心の度合いが全然違います。
おそらく正社員になったからと言うよりは、収入が増えたことにより貯蓄が増えたことからくる安心感でしょうか。
もちろん非正規雇用で働いていても、たくさん資産がある方もいると思います。
そういう方は不安要素は少ないでしょう。
もし今突然職を失って数ヵ月仕事が決まらなくても、しばらくは今までとほぼ変わらない生活ができる。
焦って仕事に就いて、働いてみたら自分には合わなかった、、、。辞めてまた一から就活、なんてことにならない。
余裕ができるとそういう安心感が持てて、そこからまた更に気持ちに余裕が生まれるんでしょうね。
経験の幅が広がる
お金にゆとりができることで、何かを始めてみたいと思ったとき、多少高額なものでもそれに投資することができます。
それを投資にするか浪費にするかは、その後の自分の頑張り次第ですけどね。
高額であればあるほど決断するときはやはり悩みますが、非正規社員の頃のように、『やりたいけど支払ったら生活ができなくなる』という問題はなくなりました。
非正規社員の頃は、やりたいことがまったくわかりませんでした。
考えても考えても見つけられませんでした。
でも今はやりたいことだらけです。
経験にお金を費やせるようになって、実際に体験してみて魅力を感じるようになってハマっていく。
あれもやりたい、これもやりたいと思うようになり、時間も大切にするようにもなりました。
色んな事が試せるようになってからは、自分は何が好きなのか少しずつ分かってきました。
結局ずっとやりたいことが見つからなかったのは、情報や経験が少なかったからってことですね。
信用ができる
私はまだ体感していませんが、聞いた話ですが、マンション購入時の借入れ審査がスムーズに通ったそうです。
年齢が上がってくると、単身者とか親も年金暮らしとなると、賃貸契約でも契約しにくくなってきます。
雇用形態や年収は信用をかなり左右すると思います。
フレックスやテレワークが使える
事務系の職種よりになりますが、フレックスやテレワークが使える企業も多いと思います。
私が所属している部署ではフレックスもテレワークも可能です。
フレックス制度は以前からありましたが、テレワークはコロナが始まってから制度化されました。
今のところ個人的にはどちらも殆ど活用していませんが、あればあったでいい制度だと思います。
電車通勤なので、コロナが始まったばかりの頃はテレワークができてとても助かりました。
退職金がもらえる
退職金制度があるのか、いくらもらえるのかなどは企業によって違いますが、非正規社員であるよりは退職金ももらえる確率は高いと思います。
私は46歳で正社員になったので、このまま定年が60歳なら勤続年数は13年ちょっと。
それほど期待できる金額ではありませんが、いくらかはもらえることが確定しています。
もらえるだけでもありがたいことですよね。
まぁ、それまで会社の業績が安定していればの話ですけどね。
デメリット
個人的には今のところありません。
これはたまたま私が自分に合った企業に採用されたからかもしれません。
正社員登用前の派遣社員期間と現在の業務内容はほぼ変わりないので、その内容で待遇が上がったからメリットしか感じないのかもしれませんね。
生活で変化したこと
みすぼらしさが無くなった?
非正規社員時代はやはり収入も少ないのでガマンすることも多かった。
家賃などの固定費を優先して、残りわずかのお金で生活するとなると、着ている服や持ち物からちょっと可哀想な人に見えていたようです(;^ω^)
自分では全然そんな風に思っていなかったんですけどね。
と言うか、貧しい以前に、私のセンスの問題だったかもしれない、、、。(-_-;)💧
正社員になってからは通勤スタイルにはいくらか気を遣うようになったかも。
制服があり通勤時の服装は自由なのでカジュアルなスタイルの時もあります。
年齢も年齢なので地味過ぎず、痛すぎずの服選びを心がけております。
やりたいことがありすぎてテレビを観なくなった
今ではテレビを観るのは朝起きてから出勤するまでの約1時間くらいだけになりました。
どちらかと言うと時計代わりですね。
このコーナーが終わるまでにメイク完了とか着替え完了、、、といった感じで使っていて情報はおまけ程度に観ています。
あと、他の時間で観るのは地震が起きたときくらい。
何かを始めたいと思ったとき、ある程度のことはいつでも始められるだけお金に余裕を持てるようになったので、今では色々なことをやり始めました。
私の場合は主にハンドメイドに興味があり、刺繍、レジン、パッチワーク、ビーズ、編み物などを始めたり、その他には仕事に関する勉強したり、お金の勉強したり、ブログを作成したり、、、。
読書は本なら持ち歩けるので、通勤時間を使って電車の中で読むようにしています。
それから今後は動画作成にも挑戦してみたいです。
そんな感じで、今ではテレビを観ることがほぼなくなりました。
将来の考え方が変わった
非正規社員の頃はとにかく不安ばかりで、どうしようと思うばかりでした。
どうしようと思っていても、そのために何かをしようと行動に移すこともしていなかった。
何をすればいいのか何も思いつかないし、何ができるのかもわからなかった。
正社員になる→金銭的余裕ができる→やりたいことを試す
というようになってからは、モチベーションがどんどん変わってきました。
どんな老後にしたいか、そのために今からどんなことを始めればいいのかなど、だんだん具体的に考えられるようになり、理想の将来をイメージできるようになってきました。
ずっと、今を生きることが精一杯だったけど、今は将来のために今の時間をどのように使うかを考えるようになりました。
自分軸になった
非正規社員であるときは周りが羨ましく見えることは多々ありました。
一番強く感じるときはやはりボーナスが支給されるときですね。
自分がボーナスをもらえないのは自分自身が選択し続けてきた結果なのはわかっているけど、やっぱり羨ましいと思ってた。
正社員になってからは周りが気にならなくなった。
私より収入の高い人はたくさんいるけど、今の私の収入でも以前と比べたらかなり増えたおかげで気持ちにゆとりができた。
妬み僻みの感情は今はない。
たまに羨ましいと思う時はあるけどね。これは素直にいいねと思える感情。
妬んだり僻んだりしている時間はムダだし、何の生産性もないことに気づけました。
まとめ
働き方はご自身のライフスタイルや価値観に合わせて自由に決めればいいと思いますが、今現在低所得者で今後どうしようと悩んでいる方は、ぜひ収入を上げる努力を1日でも早く始めて欲しいと思います。
年齢が上がってからの就活は本当に苦労します。
就職できても新しいことを覚えるのに苦労します。
手遅れにならないよう、少しでも若いうちに行動を起こすことをお勧めします。
最後まで読んでいただきありがとうございました(*^-^*)